夏にはサワースープはいかがでしょうか。簡単に入手可能な魚あらを使って様々なスープ料理が作れます。本投稿では、鯛のあらと夏の果物であるパイナップルを使ったレシピを紹介します。
簡易版：鯛あらとパイナップルのスープ
食材（スープのみでは2人前、ご飯と一緒に召し上がる場合は4人前）：
1．鯛のあら： 一尾分、有頭で良い
2．生姜：約20g
3．パイナップル：1個
4．トマト：Mサイズ1～2個
5．青ねぎ：数本
6．ディル：数本
7．黒胡椒：適量
8．魚醤（ヌクマム）：大匙5
9．塩：少々
10．料理酒：大匙1
調理手順：
i) 鯛あらを洗い、鍋に入れ、あらを完全に覆うように水を入れます。中火で沸騰まで加熱し、アクが出るように、沸騰し始めてからまた1～2分程度、中火で加熱し続けます。アクを含むこのお湯を全部捨てます。
ii) 新しい水またはお湯1.5L、細く切った生姜と料理酒、塩少々を入れ、再度中火で沸騰させます。沸騰したら蓋を締めずに、弱火で5分程度加熱し続けます。アクがまだ少々出てくるので、そのアクを取り、料理酒も沸騰させます。
iii) その間、パイナップルを一口大に切ります。
iv) アクがなくなったら、パイナップルを鍋に入れ、魚醤を加え、蓋を締めて極弱火で10分以上加熱します。
v) トマトを6～8分に切り、鍋に加え、蓋を締めずに5分程度弱火で加熱します。
vi) あらが食べられる方、あらごとをボウルに盛り（または別皿に盛ります）、ディルと（細くまたは小さく）切ったねぎを載せ、スープをかけて、黒胡椒少々を加えてご賞味ください。
濃い味がお好きな方、お好みに魚醤または塩、お酢を加えてご賞味ください。
欲張り版：鯛あら出汁のスープヌードル
上記の食材に次を加えてください：
11．ビーフン：乾燥麺100g×1人前、2人前なら200g
12．加熱用の魚切れ（今回は真鱈を使います）：約60g×1人前、2人前なら約120g
13．ターメリックパウダー：小匙1
14．片栗粉：大匙1
15．サラダ油：大匙0.5～1
16．生または戻した椎茸：数個
調理手順：
i), ii), iii) の間に、
iii') ビーフンを茹で、水でさらし、ボウルに盛ります。
iv') 魚の切れから水気を取り、塩少々、ディル少々（乾燥でもよい）、ターメリックパウダーを加え、片栗粉を載せます。
v') 椎茸をスープに入れ、あらと一緒に加熱します。
iv), v) の間に、
vi') フライパンを加熱し、熱くなったらサラダ油を入れ、魚の切れを入れます。中火で裏表それぞれ5分ずつ加熱し、ターナーでひっくり返します。
vii) 焼き魚、ねぎ、ディルをビーフンに載せます。あらを盛らずに、スープをボウルにかけます。
viii) もっともっと欲張りの方は、つみれなどの魚団子、もやし、紫蘇などのハーブはいかがでしょうか。
どうぞお召し上がりください。
ボンアペティ！